米国の自動車最大手、GMは5月13日、米国ミシガン州に新たなデータセンターを建設すると発表した。
新データセンターは、ミシガン州のウォーレンに建設されるもの。GMのグローバルIT業務を一手に担う施設であり、新車開発の効率化を図り、顧客に速く新型車を届けられるようにするのが狙い。
GMはウォーレンの新データセンター建設に、1億3000万ドル(約133億円)を投資。高度なシミュレーション機能を備えた最新IT拠点を完成させる。
現在、GMのグローバルIT施設は、23か所。同社は2015年までに、ミルフォードとウォーレンの2か所に集約する計画。
GMのダン・アカーソン会長兼CEOは、「グローバルオペレーションの中核センターを置くことは、新デザインや新技術を顧客に速く届けることにつながる」と述べている。