ボーイングは5月9日、7機/月まで増加した生産率によって製造された初の787ドリームライナーが、最終組立工場で製造される様子を一般に公開した。
今週の初めに公開された航空機は、総計114機目にあたる787航空機で、ワシントン州エベレットの生産施設で製造された100機目の787に該当する。
ボーイング787のプログラムは、今年の終わりには10機/月の生産率を達成する過程にある。
「このチームが実演して見せた集中力を、大変誇りに思う。我々は今年幾つかのチャレンジに焦点を当てて来たが、チームのメンバーは黙々と作業をして計画を実行した。生産の健全性は進歩し続け、今年の終わりまでに、10機/月まで生産率を伸ばす過程を維持している」と787プログラムの副社長兼事業部長のラリー・ロフティス氏は語った。
尚、この生産率はボーイング・サウスカロライナとエベレット最終組立工場、エベレットの一時的急造ラインで製造された航空機の生産量を元にしたものである。