不審車両追跡のパトカーが民家の門扉などに衝突

自動車 社会 社会

5月6日午前0時ごろ、京都府久御山町内の町道で、不審車両を追っていた緊急走行中のパトカーが路外に逸脱。道路沿いにある民家の門扉やブロック塀に衝突する事故が起きた。この事故で同乗の警官1人が負傷。民家の住人にケガはなかった。

京都府警・宇治署によると、機動警ら隊員が同町内をパトロールしていたところ、久御山町島田ミスノ付近にあるコンビニエンスストア駐車場で不審な乗用車を発見。運転していた女性に職務質問しようと接近したところ、このクルマが急発進。そのまま逃走した。

パトカーはただちに追跡を開始。50km/h程度の速度で走行していたが、久御山町下津屋付近の町道を走行中に路外へ逸脱。道路左側にある民家の門扉とブロック塀に衝突する事故を起こした。

この事故でパトカーが小破し、助手席に同乗していた32歳の男性巡査長が打撲などの軽傷。門扉は傾くような状態となって中破したが、民家の住人にケガはなかった。不審車両は混乱に乗じて走り去った。

警察ではパトカーを運転していた33歳の男性巡査部長から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース