国民車メーカーのプロトン・ホールディングスは、1年内にホンダとの業務提携や新型モデルについて発表を行うと見られている。英字紙「ザ・スター」が情報筋の話として伝えた。
プロトンとホンダ、プロトンの親会社であるDRBハイコムの経営陣は17日に協議を行い、プロトンとホンダの提携に関して大きな進展があったと見られている。
情報筋によると、ホンダとの提携はプラットフォーム開発のみならず多岐に渡るという。プロトンは数カ月以内に『プレヴェ』のハッチバック、セダン車『ペルダナ』の代替モデルを発表すると見込まれている。
ペルダナの代替モデルについては、永く日産『フーガ』をベースとしたモデルとなると噂されていたが、日産との提携話は2011年3月に打ちきられている。別の情報筋によると、プロトンはホンダ『アコード』をベースにし、ペトロナスの排気量2リットルのエンジンを搭載する模様だ。
プロトンは昨年、ペトロナスのエンジン開発部門、ペトロナス・テクノロジー・ベンチャーズを6300万リンギで買収した。