TRWは、日本の自動車メーカーと共同で、同社初となるリモートキーレスエントリー(RKE)と直接式タイヤ空気圧モニタリング(TPMS)の統合システムを発表した。
今回開発した統合システムでは、複数の周波数を利用することで無線周波数(RF)干渉に伴うリスクを軽減した。リモートキーおよび各タイヤの温度・空気圧の信号を確実に受信。RKE信号を復号化してドアとトランクの施錠・解錠を実行するとともに、タイヤ空気圧の警告をドライバーに発する。
同社では、RKEとTPMSを統合することで、各システム用の個別レシーバーを不要とし、省スペース化と軽量化、コストの削減につなげて行きたいとしている。