クボタは、グローバル戦略の一環として米国ジョージア州ジェファーソンに新設した中型トラクタ生産工場のオープニングセレモニーを4月8日に開催した。
同社は、北米市場を中型トラクタ(30~50馬力クラス)の主要販売地域として位置づけており、軽土木用途や庭園管理用を中心として事業の拡大を見込んでいる。新工場は、近年北米市場に増加している韓国、中国、インドなどアジア諸国製のトラクタに対抗すべく、2012年1月に着工。今年1月から量産を開始した。
投資総額は、約7320万USドル(約55億円)で、年間生産能力は2万2000台の見通し。