ボーイングは4月4日、ロシア貯蓄銀行とその子会社であるスベルバンク・リーシングに、12機の次世代737-800を納入する契約を結んだことを発表した。
これらの航空機はロシア貯蓄銀行の重要な法人顧客である、トランスエアロに賃貸運用されるためのもの。表示価格で10億ドル以上の価値を持つこの契約は、ロシアの輸入航空機の運用リーシングと金融環境を開発する基礎を築く助けとなる、とボーイングでは説明している。
「今日結ばれた契約は、非常に重要な前進とロシア貯蓄銀行の航空融資への委託を記すものである。それはアメリカ合衆国とロシアの経済及び貿易関係の発展に大きく寄与する。ロシア貯蓄銀行は新しい737-800は、我々の法人の顧客に航空機賃貸産業の中で利用できる最も優れたサービスを与える意図で使用される。」とロシア貯蓄銀行理事会の理事長及びCEOのハーマン・グレフ氏は語った。
「航空機産業はロシアにおいて誇り高い歴史を持ち、ロシア貯蓄銀行とボーイングの40年以上前から続く、ロシア産業と航空宇宙部門との協力関係も同様である。ボーイングは素晴らしい顧客及びパートナーと長く相互に利益をもたらす関係を持ち、航空機賃貸産業に投資するロシア貯蓄銀行へのサポートと信頼を楽しむ光栄に預かっている。」とボーイングインターナショナルの社長、シェップ・ヒル氏は語った。