ルフトハンザドイツ航空は、2013年度夏期運航スケジュールを発表した。世界82カ国218都市(前年同期は83カ国216都市)のフライトを運航する。
同社はこれまでのフランクフルトに加えて、ミュンヘンとカナダ西海岸にあるバンクーバーを結ぶ新路線を開設し、長距離路線を拡充する。これは既存のフランクフルト便を補完するもので、新路線は、5月16日から毎日、エアバスA330型機でカナダ・ブリティッシュコロンビア州最大の都市バンクーバーに就航する。
また、夏期運航スケジュールの開始とともに、ジャーマンウイングスは、ハンブルクとウィーン、シュツットガルト、ニュルンベルク、ドブロブニク、ニース、パルマ・デ・マヨルカを結ぶポイント・トゥ・ポイント型路線合計6路線をルフトハンザから引き継ぐ。7月1日からは、多くの路線が新しいジャーマンウイングスによって運航される。欧州域内でルフトハンザが運航している路線のうち、ルフトハンザがハブ空港としているフランクフルト、ミュンヘンを発着しない全路線が、ジャーマンウイングスに引き継がれることになる。
2013年度夏期運航スケジュールの開始に伴って、ロシアのペルミとカザンへの運航を取りやめ、ロシアのニジニ・ノブゴロドとサマーラへの運航回数を増やす。