欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは3月28日、同社の乗用車と商用車ブランドが、ロシア・バイアスロン連合との間で、長期に及ぶパートナーシップ契約を締結したと発表した。
今回のパートナーシップ契約の締結は、2014年冬に開催されるソチオリンピックに向けて、フォルクスワーゲンのロシアでのアピールを強化するのが狙い。フォルクスワーゲンは、ロシア・バイアスロン連合の公式パートナーに指名された。
パートナーシップ契約は、4月1日に発効。4月6日、モスクワで行われるバイアスロンの「チャンピオンレース2013」において、フォルクスワーゲンは初の公式スポンサーに名乗りを上げる。
さらにフォルクスワーゲンは、ロシア・バイアスロン連合に公式車両を提供。『トゥアレグ』、『パサートオールトラック』、『トランスポルター』、『カラベル』の4車種が、選手の移動手段などとして活躍する予定。
ロシアでは、バイアスロン競技は、サッカーやホッケーと並んで人気が高いスポーツ。フォルクスワーゲンロシアのVratislav Strasil氏は、「我々はソチ五輪の自動車部門の公式パートナーでもある。今回のロシア・バイアスロン連合とのパートナーシップ契約は、ロシア初の冬季オリンピックに向けて、重要なステップ」と述べている。