JAXA、プロジェクトチーム「はやぶさ」と「イカロス」を解散

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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「はやぶさ」「イカロス」の2つのプロジェクトチームを解散すると発表した。

「はやぶさ」と「イカロス」それぞれのプロジェクトは、終了の審議に付され、当初の目的を達成するとともに、プロジェクト業務を全うしたと認められ、両チームは解散することが決まった。

JAXAでは、ここまでの両プロジェクトの成果は、後続の宇宙事業に貢献するとしている。

小惑星サンプルとそれを維持管理するキュレーション業務は、宇宙科学研究所へ移管されてる。

「はやぶさ」は、小惑星への往復探査に必要な技術を実証するために開発された探査機で、2003年5月9日に打ち上げられ、2005年9月12日には目的の天体である小惑星イトカワに到着した。イトカワでは、科学観測を実施し、表面からの物質の採取を行い、2010年6月13日に地球に帰還した。

「イカロス」は、2010年5月21日に金星探査機「あかつき」と相乗りで打ち上げられた小型ソーラー電力セイル実証機。宇宙空間で帆を広げ、太陽の光を受けて加速・航行すること、帆の一部に貼り付けた薄膜太陽電池で発電できることを世界で初めて実証した。

《レスポンス編集部》

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