WRCは3月29日、FIAが韓国のタイヤメーカー、ハンコックタイヤを2013年ジュニアWRCチャンピオンシップのオフィシャル・サプライヤーに指名したことを発表した。
ハンコックタイヤは、2011年と2012年に「WRCアカデミー」と呼ばれていたシリーズの独占サプライヤーであったピレリに代わるサプライヤーとなる。
ハンコックはベンタスZレンジのタイヤを舗装路用、ベンタスRレンジのタイヤを砂利道用のイベントに使用することになる。この両タイヤは前輪駆動車用にデザインされたトレッドパターンを持つ。
この契約の一環として、ジュニアWRCのクルーはハンコックのエンジニアからタイヤの異なるパフォーマンスとハンドリング特性、タイヤの管理などについて学ぶ為のトレーニングを受けることとなる。
2013年FIAジュニアWRCチャンピオンシップはFIAワールドラリー・チャンピオンシップの6つのヨーロッパラウンドで開催され、4月のラリーポルトガルで初戦が行われる予定である。