FAA、中小空港にある149か所のコントロールタワーを閉鎖へ

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米国連邦航空局(FAA)は、中小空港にある149のコントロールタワーを4月7日から順次閉鎖すると発表した。米国政府の財政カットに伴う措置。

米国の財政赤字問題で、政府は財政カットを本格化している。空港のコントロールタワーは、毎年度の政府予算で運営されており、FAAの職員を派遣している中小のコントロールタワーを閉鎖していく。

FAAは3月上旬、6億3700万ドルのコスト削減のため、189の空港にあるコントロールタワーの閉鎖を提案した。その後、国防総省などの政府機関とも協議した上で、国家安全保障に重大な脅威を及ぼすケースや地域社会への影響などから、コントロールタワー閉鎖した場合の影響を評価した。この結果、24の空港にあるコントロールタワーは継続されることが決まった。

閉鎖するコントロールタワーは中小規模で、コントロールタワー閉鎖後も無線などを活用して航空機の離着陸は可能で、そのまま空港の閉鎖には結びつかない見通し。

《レスポンス編集部》

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