【新聞ウォッチ】「大胆緩和」の黒田・日銀総裁始動、為替は94円台円高に

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2013年3月22日付

●黒田日銀総裁、無期限緩和前倒し、就任会見「量・質両面で大胆に」(読売・1面)

●不動産に資金回帰、公示地価(読売・3面)

●自工会「TPP、真の利益を」(朝日・8面)

●ガソリン2週連続値下がり(毎日・8面)

●ホンダ中国工場で従業員が職場放棄(産経・14面)

●チェックTPP,Q&A 自動車、米、日本車流入を警戒(東京・2面)

●迫真 トヨタ再起5、頑張れば報われるか(日経・2面)

●デンソー、ミャンマーで検討、自動車補修部品の販売(日経・10面)

●県、1700社に635億円返還へ、神奈川の独自企業税「違法」いすゞ側勝訴確定、最高裁判決(日経・46面)


ひとくちコメント

「白」から「黒」に、まるでオセロゲームのようだが、日銀の新総裁として、白川方明氏の後任に黒田東彦氏が任命され、就任会見が行われた。きょうの読売、毎日、日経が1面トップ、他紙も1面などで大きく報じている。

「物価上昇2%を確信」(毎日)。会見で黒田総裁は「量的にも質的にも、大胆な金融緩和を進める」と述べ、金融政策の軸足を、金利から、市中への資金供給量を増やす「量的緩和」に移すため、新たな金融政策の枠組みを検討する方針を示したという。

日銀の黒田総裁の就任に伴い、経済界からは長引くデフレからの脱却を期待する声が相次いだ。日本自動車工業会の豊田章男会長は「デフレでは今日よりも明日の方がモノが安くなり、消費が動かない。政府と連携し、大胆な金融緩和措置でデフレからの早期脱却を期待している」と強調した、と読売が伝えている。

ただ、21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比1円15銭円高・ドル安の1ドル=94円85~95銭で取引を終えている。

日経によると、ユーロ圏などによるキプロス支援の先行き不透明感が強まったほか、黒田総裁の就任会見が「目新しい内容ではなかったとして材料出尽くし感につながり、持ち高を整理を目的とした円の買い戻しを広げた面もあった」としている。
《福田俊之》

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