フィンエアは、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空との合弁事業に参入すると発表した。
フィンエアは、3社と同じワンワールドのアライアンスメンバー。3社は2010年10月から展開している大西洋航空路での合弁事業にフィンエアが今年後半から参画する。フィンエアの参画で、北米とヨーロッパの乗客は、フライトとサービスの選択肢が広がり、大西洋航路での乗り継ぎ便の利便性が向上する。
合弁事業の一環としてフィンエアは、コードを北米・ヨーロッパ(EU+ノルウェイ、スイス)間のアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空のフライトに追加する。アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空はそれぞれのコードをニューヨーク~ヘルシンキ間のフィンエアのフライトに追加する。合弁事業により、大西洋の両側の42の空港から北米・ヨーロッパ間を1日最高102便運航するようになる。また、北米で163、ヨーロッパで126の乗り継ぎ便へアクセスできるようになる。
乗客は合弁事業ルートで、より多くのフライトが選べ、時間も選べるため、スケジュール調整がしやすくなる。ニューヨーク・JFK、ロンドン・ヒースロー、マドリッド、シカゴ、マイアミ、ダラス、ロサンゼルスの7つのハブ空港では専門のチームが、乗客の乗り換えをサポートする。