国土交通省が発表した2012年12月の航空輸送統計(速報)によると、国内定期航空の旅客輸送人員は前年同月比5.8%増の676万人と順調だった。
人キロベースでは同6.4%増の61億0990万1000人キロだった。座席利用率は59.4%だった。幹線は63.1%だったが、ローカル線が56.0%と低迷した。
国内定期航空の貨物輸送量は同1.6%増の9万5321トン、トンキロベースでは同2.1%増の9949万2000トンキロとなった。
国際定期路線では旅客輸送人員が同9.7%増の119万9000人と好調だった。人キロベースでは同13.8%増の53億9088万7000人キロだった。座席利用率は74.2%だった。
方面別では中国路線と太平洋路線を除いて前年を上回った。特に米大陸は同29.1%増、中国・韓国を除くアジアが同20.8%増となった。韓国も同10.9%増と伸びた。
貨物輸送量は同9.4%増の10万0069トンとなった。トンキロベースでは同13.1%増の5億2405万3000トンキロだった。