横断の高齢女性がはねられ死亡、信号無視の可能性

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10日午後11時30分ごろ、大分県大分市内の国道210号で、徒歩で横断歩道を渡っていた82歳の女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。女性側の信号無視が事故の主因とみられている。

大分県警・大分南署によると、現場は大分市大字市付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。82歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたが、交差進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因で翌11日未明に死亡。警察はクルマを運転していた同市内に在住する64歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

目撃証言から、事故当時の歩行者側信号は赤表示だったとみられており、警察では女性が信号を無視して横断していた可能性も考えられるとして、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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