エキップアサダ強化選手チーム:エカーズの一員として、世界レベルのプロ選手を目指し活動してきた木下智裕の、UCI世界自転車競技連盟直轄トレーニングセンター(WCC/CMC)派遣が決定した。
木下智裕は、2012年度アジアU23ロードチャンピオンで、彼の仏エリートアマチュアレースでの好成績や2012年アジア選手権U23ロードレース優勝などの活躍が認められ、本年度よりスイスにあるUCI(世界自転車競技連盟)直轄のワールドサイクリングセンター(WCC/CMC)への派遣が決定致した。
ロードレース選手としてのWCC/CMC派遣は、日本人初となり、派遣開始は3月下旬を予定している。
木下は世界中の有望な選手が集められたUCI直轄多国籍チーム「チームWCC/CMC」に所属し、欧州のハイレベルアマチュアレースを転戦する。
ワールドトレーニングセンター(WCC/CMC)は、スイス・エーグルを本拠地とする「UCI」(世界自転車競技連盟)が運営する最先端自転車選手養成施設。
フランス語名はCentre Mondial du Cyclisme(CMC)。優秀なコーチ陣や設備を備え、世界最先端のトレーニング技術を採用している。
WCC/CMCの目的は、自転車競技がまだ発展していない国々の有望選手を集め、欧州トッププロ界への道筋を作る事にあり、欧州のトップクラスアマチュアレース(ネーションズカップ等)を主戦場としている。