東京都上野にある東京国立博物館・国立科学博物館・上野動物園が連携し、5月19日(日)に「サル」をテーマに3つの施設を巡るセミナー「上野の山でサルめぐり」を開催する。小学校5年生から中学・高校生を優先に募集しており、参加費は無料。
同セミナーは、5月18日に制定されている「国際博物館の日」を記念して実施。動物の観察や講義、美術品の鑑賞を行うユニークなものとなっている。各館でテーマが設けられ、上野動物園は「生きたサルの観察」、国立科学博物館は「サルの骨格」、東京国立博物館では「美術の中のサル」がテーマ。
スケジュールでは、上野動物園で飼育されているサルの体つきや暮らしぶりを観察したあと、国立科学博物館で普段なかなか観察できないサルの骨格を使って、霊長類の多様な姿を確認する。そして東京国立博物館で、美術品の中のサルを通して、上野動物園や国立科学博物館でみたサルの特徴がどのように表されているのかなどを探る。
応募方法は往復はがきとなっており、記入する必要事項はWebサイトで確認できる。応募は、はがき1枚につき大人1名だが、「小学生・中学生・高校生」同士は1枚4名まで記入可能。小学生は保護者1名の同伴もできる。締切は4月30日(火)で当日消印有効。