KDDIシンガポールとKDDIエボルバは、東南アジアで事業展開する日系企業向けに「東南アジア・現地コールセンター立ち上げ/運営代行サービス」を開始する。
KDDIシンガポールは、日系企業が東南アジアで製品販売を行う際、アフターサポート体制の確立がますます重要となってきており、現地の顧客向けの問い合わせ窓口開設と、そのための人員・設備、及びサポート品質の確保は多くの企業にとっての課題だとしている。
このような背景から、日本国内でコールセンター事業を展開しているグループ企業であるKDDIエボルバのノウハウを活用、KDDIシンガポールが中心となり、「東南アジア・現地コールセンター立ち上げ/運営代行サービス」を開始する。言語、諸規制や商習慣文化の違い、リソース不足等の課題を解決し、東南アジア地域で事業展開する日系企業の現地コールセンターの迅速な立ち上げを支援する。
サービス提供地域は、シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、ベトナム、インド、ミャンマーの9カ国とし、タイをはじめに順次サービスを開始・拡大していく。
主なサービスの特徴は、「現地での応対品質向上」。コールセンターサービスに精通した同グループが、日本のコールセンター品質・ノウハウを用いて、現地の顧客対応を行う。
つぎに、「コールセンターに必要な要素をワンストップ提供」。センターの企画や運営、人材の教育、マニュアルの整備等を 同グループがワンストップで提供。クライアント企業の戦略的なコールセンター運営を実現する。
また、「さまざまなニーズに対応」することも強み。新規開設時の立ち上げ支援のほかに、現在、クライアント企業が運営しているコールセンターのアセスメントや、アウトソーシングまで、さまざまなニーズに柔軟に対応する。
そして、「現地語に精通したスタッフが対応」。打ち合わせの場などで現地語が必要になっても、同グループのスタッフが対応。クライアント企業のご担当者は日本語のみで対応できる。