秋田内陸線の2012年度収支、目標の経常損失2億円以下を達成へ

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秋田内陸線は、2012年度の経常損失が目標額の2億を下回り、1億9600万円の見込みとなったことを発表した。

ただし、この見込みは2~3月分を前年並みと想定しての推計値であり確定ではなく、さらに2月下旬の降雪による運休により、収入が減少し、除雪作業で故障した保守用車両の修繕費などが掛かり増しになっており、まだまだ予断を許さない状況。

しかし、収入では定期利用は減少したが、観光利用(定期外)の増加、関連事業の売上強化、修繕費の国からの助成拡大により、対前年比5500万円の増加になる見込みとなっている。

経費においては、関連事業の売上強化に伴う原価の増加などはあったが、賞与削減などによる人件費の削減、助成事業活用による修繕費の削減、運行ダイヤ見直しによる動力費の削減により、前年とほぼ同等の経費になる見込み。

《平泉翔》

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