アメリカ航空宇宙局(NASA)は3月4日、ワイリー・ラボラトリィーズと長期契約を締結したと発表した。ジョンソン宇宙センターにおける各事業への有人宇宙飛行プログラムのための生物医学、医学、行動科学等の大規模供給が目的。
ワイリー・ラボラトリィーズによる支援内容は、国際宇宙ステーション、有人ミッション用の宇宙船「オリオン」、生物医学の基礎・応用研究、人間工学や宇宙船環境モニタリングマネジメントといった行動科学まで多岐にわたる。
契約開始日は5月1日。納期未定・数量不確定(IDIQ)の5年契約がベース。コスト・プラス・アワード・フィー(CPAF)契約となっており、最長2023年までの延長オプション付き。契約の潜在的価値は最大17億6000万ドルと推定されている。