住友電気工業と住友電装は、タイに自動車用アルミ電線の製造拠点を設立すると発表した。
住友グループは、2010年よりアルミ電線を使用した自動車用ワイヤーハーネスの量産を開始。以降、技術開発を進めるとともに、燃費向上に寄与する自動車軽量化ニーズの高まりもあり、当該事業は順調に拡大しつつある。
こうした中、今後、東南アジアや中国での自動車用アルミ電線の需要伸張が期待されることから、海外では同社グループ初となる製造拠点をタイに設立することとした。
具体的には、グループ会社であるSTEC社が、同社敷地内に自動車用アルミ電線工場を建設し、2014年9月より量産を開始する予定。