マレーシア生産性公社(MPC)によると、マレーシア人労働者の勤務時間は他国と比べて長い傾向にあるが、生産性レベルは低いという。
MPCによると、マレーシア人労働者の生産性レベルは、米国や日本、英国、韓国、シンガポールなどの国と比べて低い。金額にするとマレーシア人労働者の生産性は年間4万3952リンギとなっている。
マレーシア人労働者の生産性は年間4.5%の割合で向上しており、インドネシアやインドなどと比べると低い率だ。中国の向上率は8.7%、インドネシアは5%、インドは4.8%。
労働生産性レベルは実質国内総生産(GDP)と国内の労働者数から算出される。
生産性レベルが最も高いのは米国で28万5558リンギ、次いで日本(22万9568リンギ)、香港(20万1485リンギ)となっている。マレーシアが目標とする2020年の先進国入りに際しては、生産性は8万7,500リンギとなることを目指している。