リーディングマークは2014年度就活学生における就職人気企業ランキングの実態調査を実施。調査結果によると、1位 三井物産、2位 三菱商事、3位 伊藤忠商事と、トップ3を総合商社が独占した。
ランキング上位5社の内、4社が総合商社。昨年に引き続き、高い人気を誇った。その中でも特に三井物産、三菱商事は、3位に2倍近くの得票率をつけ圧倒的人気。上位校の学生の約30%が総合商社への就職を希望しており、新卒市場の中でも大きな存在感をみせている。学生からは、「国際的なクライアントとグローバルに仕事ができそうだ」「チャレンジングな仕事ができそうだ」などの声が多く聞かれた。
また、不動産関連企業のランキングが上昇しているのも特徴。上位10社に三菱地所と三井不動産がランクイン。昨年までは、両社とも、10位圏外だったが、今回大きく順位を伸ばした。学生からは、「仕事と生活のバランスを取ることができそう」「安定が実現できそう」「仕事を通して、社会に貢献が出来る」などの点が評価された。
■東大早慶の就職活動生1000人が選ぶ 就職人気企業ランキング
1位:三井物産(23.7%)
2位:三菱商事(20.5%)
3位:伊藤忠商事(12.6%)
4位:丸紅(11.8%)
5位:三菱地所(11.6%)
6位:P&G(11.2%)
7位:JR東海(10.9%)
8位:三井不動産(9.8%)
9位:住友商事(9.7%)
10位:電通(7.8%)