自転車をひき逃げの男、容疑を一部否認

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2月14日午後4時10分ごろ、岡山県赤磐市内の市道を走行していた自転車に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。自転車に乗っていた70歳の女性が死亡したが、クルマは逃走。警察は後に現場へ戻ってきた73歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

岡山県警・赤磐署によると、現場は赤磐市周匝付近で車線区別のない幅員約5mの直線区間。自転車は道路左寄りを走行していたとみられるが、後ろから進行してきた乗用車に弾き飛ばされた。

この事故で自転車に乗っていた70歳の女性が頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。クルマはそのまま逃走しており、警察はひき逃げ事件として捜査を開始したが、約30分後に徒歩で戻ってきた男が「何かにぶつかった」と供述。数百メートル離れた場所に止まっていた男のクルマには衝突痕がみられたことから、警察はこの男を自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

逮捕されたのは津山市内に在住する73歳の男。調べに対しては「事故を起こしたことは間違いない。逃げたつもりもない」などと供述。ひき逃げを否認しているという。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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