イスタンブールの物価はアジアではない
今回も貧乏旅行を前提としていたが、何とイスタンブールのホテル代はアジアに比べてかなり高かった。一応個室を希望したところ、安くても30ユーロだったので、取り敢えずそこを抑えたのだが、これがクラシックというか、かなりのボロ屋。この街の物価は少なくともアジアではないことを実感。私の旅、「アジアほっつき歩き」はどうなるのだろうか。
しかもネットで予約したにも関わらず、予約が無い、と言われる。ホテル代も予約金を入れていたのに、ないという。それならいっそ今から別のホテルを探すか、と思ったが、その時、フロントのニーちゃんが「今日だけスペシャルルームをあげる」という。良く分からないが階上へ行って見る。
そこには部屋が2つ、ベッドが5つあった。え、ドミトリー、話が違う、と思っていると、ここを全部使ってよい、というではないか。ベッドはそんなにいらないんだけど、と思うものの、面白いから泊まるか、となる。試してみるとネットも繋がるし、まあいいか。
Tさんに到着を告げる電話をしたが、誤って国際電話として掛けてしまったらしい。30ユーロは直ぐに無くなってしまった。困った。外へ出て周囲を散策。なかなか良い静かな環境。隣の床屋のオジサンが何だか話し掛けてきたがさっぱり分からない。でもなぜか皆笑顔。いいね。トルコ人、人は良さそうだ。