遮断機が下りた踏切に進入し、特急列車の側面に衝突

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2月4日午後1時45分ごろ、福井県坂井市内にあるJR北陸本線の踏切で、遮断機が下りた後に踏切内へ進入してきた乗用車が、通過していた特急列車の側面に衝突する事故が起きた。クルマは大破し、運転していた71歳の男性が死亡している。

福井県警・坂井署によると、現場は坂井市春江町江留上日の出付近。踏切には警報機と遮断機が設置されている。乗用車は遮断機が下りた後に踏切へ進入。踏切を通過していた下り特急列車(大阪発/富山行き、9両編成)の側面部に衝突した。

クルマは軌道外に弾き飛ばされて大破。運転していた永平寺町内に在住する71歳の男性は全身を強打してまもなく死亡。運転席から離れた3両目に衝突したこともあり、列車の運転士は事態に気づかず、車掌から連絡を受けるまでに約6.5km先まで走行したが、乗客乗員約260人にケガはなかった。

踏切手前にブレーキ痕は無く、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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