富士重工業が発表した2012年4月〜12月(第3四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比33.2%増の1兆3707億円と、第3四半期過去最高となる大幅増収となった。
スバル車の海外販売は、『インプレッサ』等の販売が好調に推移したことから、全ての市場で前年を上回り、同30.5%増の41万5000台と大きく伸長した。一方、国内販売は、登録車の販売が前年を上回ったが、軽自動車が前年を下回ったことから、同2.0%減の11万2000台となった。全世界合計の販売台数は、第3四半期累計期間として過去最高となる同21.9%増の52万7000台。
収益は、新型車導入等によって販管費や製造固定費などの諸経費が増えたものの、売上構成等の改善により、営業利益は同163.4%増の734億円。経常利益は同120.9%増の634億円。純利益は同44.6%増の531億円となった。