ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、MINIのハイパフォーマンスサブブランドの「MINI ジョン・クーパー・ワークス(JCW)」の全モデルに、オートマチックトランスミッション搭載モデルを追加した。
同車試乗会において、同社MINIマーケティング・ディビジョン プロダクト・マネジメント マネジャーの佐藤毅さんは、ジョン・クーパー・ワークスをMINIのサブブランドだと位置づける。「MINIというブランドには、Oneやクーパー、クーパーSなどのモデルがあります。ここを上位とした時に、レーシングシーンや走りを追求し、具現化したブランドがジョン・クーパー・ワークスなのです」と話す。
ジョン・クーパー・ワークスと、レーシングシーンとの関係は、例えば、MINIチャレンジカーシップというワンメイクレースを海外で開催。そのエンジンはジョン・クーパー・ワークスと同じものである。佐藤さんは、「レーシングシーンで培ってきた技術をふんだんに使い、エンジンなどをチューンする。それがそのままジョン・クーパー・ワークスに搭載されるのです」とし、「草レースに出られ、一方で日常でも快適に楽しくきびきびと走れる、いわゆるゴーカートフィーリングが研ぎ澄まされたモデルがジョン・クーパー・ワークスなのです」と語った。