東京ビッグサイトで開催された「イベントジャパン2013」(1月29日~30日)で、ユニークな乗り物が展示された。それは、ヘイウッドインターナショナルのブースにあった『SBU V3』という電動一輪車だ。
SBUとは、Self Balancing Unicycleの略で、その特徴はジャイロスコープが搭載されていること。そのため、いろいろな状況下で最大限のバランスをとるようになっているという。しかも、学習機能もあり、自分の進みたい方向を検知して、ターンの際の安定性を確保してくれるそうだ。
米国で設計、中国で生産されたこの一輪車は、高さが711mm、幅403mm、奥行457mmで、重量が12.2kg。リチウムフェライトバッテリーを使用し、フル充電で約2時間の走行が可能となっている。最高速度は時速24km。価格は19万8000円だ。
通常の一輪車よりも乗るのは簡単だが、それでも最低30分ぐらいの練習が必要だという。ただ、日本では道路交通法により公道での使用が禁止されているとのこと。「今回初めて披露しましたが、来場者の方に非常に興味を持っていただきました。問い合わせや引き合いも多くなっています」と同社関係者は説明する。レンタルの要望も多いそうだが、今のところそれは考えていないそうだ。