運輸安全委員会、787型機煙発生時に電圧が急降下

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運輸安全委員会は、1月16日に全日本空輸(ANA)が運航するボーイング787-8型機が高松空港に緊急着陸した重大インシデントの調査状況を公表した。

山口宇部空港を離陸した787型機は上昇中、バッテリの不具合を示す計器表示とともに、操縦室内で異臭がしたため、目的地を高松空港に変更して着陸した。

これまでの調査でメインバッテリ内部が焼損しており、バッテリ内部は炭化していたが、火災が発生した形跡は確認できなかった。また、メインバッテリはボックス上部に膨らみがあり、液漏れしていた。

メインバッテリと同じリチウムイオン電池である補助電源装置(APU)のバッテリは損傷していなかった。

これまでの調査でフライトレコーダーの記録から、メインバッテリの電圧は31ボルトと正常値で、過充電の形跡は無かったと、している。ただ、煙発生を感知した時に電圧が急降下していた。

同委員会では今後、損傷したメインバッテリを、製造元のGSユアサ・コーポレーションに搬入して分解して詳しく調べる。また、充電器など、周辺の電気系統も調べる。
《レスポンス編集部》

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