日本船舶輸出組合が発表した2012年12月の輸出船契約実績によると、一般鋼船の契約は20隻、66万総トンだった。
船種別内訳は、バラ積船がハンディ型が8隻、ハンディマックス型が5隻、パナマックス型が5隻、石炭運搬船が1隻、油送船がLPG船が1隻だった。
受注分の契約態様は、トン数ベースで円建契約が18.0%、外貨建が82.0%、現金払契約が100%、商社契約が24.7%だった。
納期は、2013年度ものが40.9%、2014年度ものが36.9%、2015年度ものが22.2%となっている。
一方、通関実績は13隻、64万総トンとなった。内訳はバラ積船が12隻、貨物船が1隻だった。
これらの結果、2012年度12月末の輸出船手持工事量は、606隻、2758万総トンとなった。