米国の自動車最大手、GM。同社の財務部門のトップが、2013年の営業利益に関して、その見通しを明らかにした。
これは1月15日、GMのダン・アマンCFO(最高財務責任者)兼副社長が明らかにしたもの。同CFOはGMの2013年の営業利益について、「小幅に増える」との見通しを示している。
2013年の営業利益が、小幅ながら増加するとの見通しを示した要因が、新型車の積極的な投入。例えば、米国市場だけでも2012-2013年にかけて、総ラインナップの70%がニューモデルに入れ替わる予定だ。
また中国でも、2015年までの3年間に、現地合弁パートナーを合せると、60車種以上の新型車または改良モデルを発売する。
一方、信用不安の欧州に関しては、2013年も市場はさらに縮小すると予想。GMは米国と中国市場の成長で、営業利益の小幅増を達成するとの見通しだ。GMのダン・アマンCFOは、「2013年は世界市場で過去最も多くの新型車を発売する。中でも重要車種は世界の二大市場、中国と米国がターゲット」と述べている。