米国の航空機用エンジンメーカーであるプラット&ホイットニーは1月17日、F-22ラプターに使用されているF119エンジンの最終507号基をアメリカ空軍に納入したと発表した。
コネチカット州ミドルタウンのエンジン・センターで、空軍、F-22ラプターの共同開発をしたロッキード・マーティン、ボーイングの関係者とともに完納式行った。
12年間にわたって生産されたF119エンジンは、F-22ラプターの高いスーパークルーズ能力などを実現させているているほか、現在開発中(2018年以降部隊配備予定)のF-35用F135エンジンのベースとなった。
F-22ラプターはロッキード・マーティンとボーイングが共同開発した、レーダーや赤外線探知装置等からの隠密性が極めて高いステルス戦闘機。