ESA(欧州宇宙機関)は、アステロイド・インパクト・アンド・デフレクション・ミッション(AIDA)に繋がる未来の研究についての概要を公開した。
概要には、二連小惑星を妨害する2機の小さな宇宙船を送り出すジョイント・オペレーションを盛り込んでいる。
アメリカ合衆国のジョンズ・ホプキンス・アプライド物理学研究所によってデザインされた最初のダブル・アステロイド・リダイレクション・テスト(DART)宇宙船が、2つの内の小さい方の小惑星に衝突する予定。そしてその間に、ESAのアステロイド・インパクト・モニター(AIM)宇宙船が、衝突前と後に小惑星のディーテールを測定することになっている。
衝撃はオブジェクトが互いに回転し合うペースを変え、地球上からも観察が可能となる。