ジャムコは、グループの新潟ジャムコがボーイング787型機の100号機目に搭載される内装品を出荷したと発表した。
ジャムコ・グループでは787型機向け内装品として、ギャレー、ラバトリー、コックピット内装、バー・ユニット、そして操縦室隔壁、ドアを独占供給している。このうち、新潟ジャムコでは、ギャレー、ラバトリーとコックピット内装を生産しており、2009年3月から787型機向けのギャレーの出荷を開始した。
ボーイング787型機は、経済性、快適性、環境性能に優れた次世代航空機として多くの受注を獲得している。2013年末には生産能力を月産10機に引き上げる予定で、これに合わせてジャムコグループでは、増産に向けた体制を急ピッチで進めている。今後、出荷のペースを更に引き上げる計画。