双日と児湯食鳥、ベトナムで養鶏事業

【ベトナム】双日と鶏肉大手の児湯食鳥(宮崎県川南町)はベトナムの鶏肉会社ユニテック・エンタープライズと組み、ベトナムでブロイラー養鶏事業進出を前提とした事業検証を行う。ホーチミン市近郊で試験規模の...

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【ベトナム】双日と鶏肉大手の児湯食鳥(宮崎県川南町)はベトナムの鶏肉会社ユニテック・エンタープライズと組み、ベトナムでブロイラー養鶏事業進出を前提とした事業検証を行う。ホーチミン市近郊で試験規模のヒナ生産、養鶏、加工、販売を行い事業性を検証した後、2013年度を目途に合弁会社を設立。当面は年産1200万羽、将来的には3000万―5000万羽規模まで拡大する計画だ。

 ベトナムの食肉市場は消費の約8割を豚肉が占めるが、人口増、食肉消費の拡大に対応するため、ベトナム政府は2010年に2億2000万羽だった養鶏生産羽数を2020年に4億5000万羽へと倍増する方針。3社は鶏肉市場の拡大を見込み、参入を図る。

 双日はベトナムで飼料畜産のサプライチェーンを構築中で、食品卸にも進出している。

《編集部》

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