長期的な電力需給の逼迫に対応するため、カンボジアはエネルギー会社Totalのソーラーライトを採用した。
今回採用されたTotal社の「Awango」は小型のソーラーパネルを備えたライトで、据え置き型・吊るし型などの様々なバリエーションがある。
今回のプロジェクトは、Total社のCSR(企業の社会的責任)の一環としてスタートした。初年度は1万から1万5000のライトが、送電線などのエネルギー供給手段のない地方に届けられる。
国は2020年までに全土の60%に送電網を配備を計画しており、実現には1000億ドルが必要とされている。今回のソーラーライトの導入は、送電網を整備するまでのステップとなる。