マレーシア統計局の発表(速報値)によると、2012年10月の鉱工業生産指数(IPI、2005年を100として算出=速報値)は119.2ポイントとなり、前年同期比で5.8%のアップとなった。
鉱業、製造業、電力がそれぞれ93.4ポイント、130.2ポイント、134.8ポイントとなり、それぞれ6.1%、5.8%、4.4%上昇した。
10月の製造業は、前年同月比で石油・化学・ゴム&プラスチック製品が7.1%、非金属鉱物製品・卑金属・組立金属製品が20.1%、輸送機器その他が14.3%、それぞれ上昇したのが影響した。鉱業は原油が4.6%、天然ガスが9.0%それぞれ上昇した。
10月の季節調整済みのIPIは115.6ポイントとなり、前月比で0.6%のアップとなった。鉱業が91.6ポイントで3.8%の上昇となったが、製造業が125.8ポイントで0.8%、電力が130.4ポイントで2.2%それぞれダウンした。