トナミホールディングスは21日、同社の中核事業子会社であるトナミ運輸が建設を進めていた新施設が竣工したと発表した。
トナミ運輸の現・富山支店は、施設の狭隘化に加えて、増築などが難しい状況から、移転新築による物流機能の強化・拡大をはかるため、かねてより物流センターの建設を進めていた。
新施設は、従来の施設に比べて敷地が2倍となり、約1.5倍のトラック荷捌きスペースを保有。また新たに営業倉庫を設置して、「温度帯管理」を備える流通補完機能を強化した。
今後は特殊なノウハウが必要な3PL(医療系・食品系など)や、国際複合一環物流(フォワーディング事業)などへの取り組みを拡大するという。