17日、開催2日目を迎えたJAFグランプリ“富士スプリントカップ”。フォーミュラ・ニッポンの公式予選は『DOCOMO TEAM DANDELION RACING』塚越広大選手が1分40秒384(1周)のトップタイムを記録してポールポジションを獲得した。
予選終了後の会見で塚越選手は「予選が雨ということで、今年合同テストで雨を走った時のセットをベースに雨の状況を判断した。出て行って1周目のタイムがそこそこ良かったので、2周目まとまればタイムが出るのかなと思った」と状況を説明した。
2位は、1分40秒577の『PETRONAS TEAM TOM’S』アンドレ・ロッテラー選手、3位は1分40秒927の『Project μ/cerumoINGING』国本雄資選手だった。
トップスピード281.177km/hとこの日の最高速賞を受賞した『PETRONAS TEAM TOM’S』の中嶋一貴選手は、最高速を記録後コースアウトして予選終了、明日の決勝は最後尾スタート。
予選終了後の会見で「ここにいることが恥ずかしいんですが…」と中嶋選手、「途中雨が強かったんですが、最後雨が弱まってこれはいけると思って、気合いが空回りして1コーナーでスピンして、まさかの最高速だけトップになりました」と状況を説明した。