ルネサス中間決算、リストラ費用計上で最終赤字1150億円

自動車 ビジネス 企業動向
ルネサス エレクトロニクス(イメージ)
  • ルネサス エレクトロニクス(イメージ)
  • ルネサス エレクトロニクス(イメージ)

ルネサス エレクトロニクスが発表した2012年9月中間期の連結決算は、最終損益が1150億円の赤字となった。前年同期は420億円の赤字。

リストラを含む事業構造改善費用を中心とした特別損失を906億円計上したことなどが影響した。

売上高は前年同期比9.1%減の4093億円。自動車向けのパワー半導体などは堅調だったが、デジタル家電やパソコン向けのマイクロコントローラなどが不振だった。

営業損益は223億円の赤字。研究開発費の効率化などによる販売費及び一般管理費の削減で、前年同期に比べ59億円の改善となった。経常損益は、244億円の赤字だった。

通期業績見通しは前回予測を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集