米国の自動車最大手、GMは10月24日、アルゼンチンに4億5000万ドル(約360億円)を投資すると発表した。
今回の投資は、アルゼンチンのロザリオ工場を拡張し、シボレーブランドの新型グローバル車の生産に備えるのが目的。拡張工事は、2013年から2015年にかけて実施される。
ロザリオ工場では2011年、13万6000台以上を生産。工場の拡張工事が完了すれば、輸出モデルを増やすことが可能になると同時に、アルゼンチン市場向けの車種ラインナップが充実する。
GMのダン・アカーソン会長兼CEOは、アルゼンチンのクリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領と会談。「アルゼンチンに喜んで投資を行う。アルゼンチンは引き続き、GMにとって重要市場だ」と述べている。