豊田自動織機、フォークリフト用アタッチメント世界最大手を買収

自動車 ビジネス 企業動向

豊田自動織機は、米国のフォークリフト用アタッチメント製造・販売で世界最大手のカスケードを買収することで合意した。

豊田自動織機が1株当たり65ドルで株式公開買付けを実施して、カスケードの発行済普通全株式を総額約7億5900万ドルで取得する。

カスケードは、荷役作業を効率化する多様なフォークリフト用アタッチメントを手がける世界トップメーカー。グローバルな生産体制を構築しており、北米・欧州などの先進国を始め、新興国市場でも積極的な事業展開を行っている。

新興国を中心としたフォークリフト市場の成長と物流ニーズの多様化の進展を背景に、フォークリフト用アタッチメントの需要は今後も拡大していく見通し。こうした中、豊田自動織機はカスケードを買収することで、新たにアタッチメントを加えて事業領域を広げ、顧客の物流ニーズに幅広く対応する。

カスケードの経営体制・方針は、豊田自動織機の連結子会社化後も従来と大きな変更は行わない予定。

今回の買収は友好的なもので、カスケードの取締役会、大株主の一部も既に承認している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集