全日本空輸(ANA)グループは、11月1日から国際線貨物の「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)を引き上げると発表した。
同社グループでは、2009年4月から燃油特別付加運賃額を、航空燃料市況価格に基づいて毎月見直している。2012年9月1日から9月30日の1か月平均価格は1バレル当たり132.38米ドルへ上昇。改訂基準に則り、燃油サーチャージを引き上げる。
日本〜北米・欧州・中東などの長距離線は現行1kg当たり134円だが、141円に引き上げる。日本〜シンガポール・タイなどの遠距離アジア線は現行の94円から97円、日本〜韓国・台湾・中国などの近距離アジア線は現行の79円から81円にそれぞれ引き上げる。