【新聞ウォッチ】自民党新総裁に安倍元首相、5年ぶりの返り咲き

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年9月27日付

●自民総裁に安倍氏、決選投票,石破氏を逆転(読売・1面)

●オリンパス、ソニーと提携、あす正式決定、内視鏡分野で合弁(読売・2面)

●日系車広がる中国減産、「反日」高まり販売減速(朝日・9面)

●スズキ8月生産インド33%減少(朝日・9面)

●コロンビアとEPA交渉へ、日本、車の輸出拡大に期待(朝日・11面)

●自動車国内生産の伸び鈍化、8月4.1%増、4社、前年下回る(毎日・7面)

●自動車、中国で減産、トヨタ1000万台突破に暗雲(産経・11面)

●中国便キャンセル4万席、全日空(日経・11面)

●エコカーのモーター用軸受け,日本精工、耐久性を向上(日経・13面)

●マツダ、生産改革が下支え、今期、設備の償却期間延ばす、営業益50億円押し上げ(日経・17面)

ひとくちコメント

企業ではオーナー色の強い会社を除くと一度退任したサラリーマン社長が再び社長のポストに返り咲くケースは極めて珍しい。それが簡単に実現してしまったのが自民党の総裁選のようで、安倍晋三元首相が決選投票で石破茂前政調会長を破り、第25代総裁に選出された。

安倍氏の総裁就任は5年ぶり。安倍新総裁は「5年前に突然、首相を辞任し迷惑をかけた。責任をしっかりと胸に刻み、政権奪還に向けて全力を尽くしていく」と抱負を述べていた。

きょうの各紙がすべて1面トップで「自民総裁に安倍元首相」という大見出しで報じている。各紙が社説のテーマでも取り上げているが、読売は「政権奪還への政策力を高めよ。保守志向が再登板の追い風に」と、再チャレンジを歓迎する論調だ。

朝日は「不安ぬぐう外交論を」とのタイトルで、「それにしても、あまりにも内向きな総裁選だった」と批判的である。東京も「表紙を変えただけでは」として、「5年前、持病である潰瘍性大腸炎の悪化を理由に政権を1年で投げ出した過去がある」と指摘。「米大統領が毎年するように、健康診断結果を公表してはどうか」と提案している。

政治には門外漢でも自民党総裁選について何か感想を述べなくてはならないところだが、まるで親しい人の突然の訃報に接した時の心境と同じで、情けないが「なんと申し上げてよいか言葉もありません」。

《福田俊之》

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