バックモニター注視で目視確認せず、後方にいた高齢女性はねる

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28日午後1時40分ごろ、三重県桑名市内にある民家の敷地内で、車庫に向けてバックで進行していた乗用車が、後方で草むしりをしていた91歳の女性に衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡している。

三重県警・桑名署によると、現場は桑名市長島町松蔭付近にある民家の敷地内。同所に住む68歳の男性が運転する乗用車は敷地内にある車庫へ向けてバックで進行していたが、車庫の近くで草むしりをしていた91歳の女性に衝突した。

女性は腰などを強打。近くの病院へ収容されたが、出血性ショックなどが原因でまもなく死亡した。警察ではクルマを運転していた男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

調べに対して男性は「カーナビの画面に映し出されたカメラの画像を見ながらバックさせていたが、存在に気がつかなかった」などと供述しているようだ。警察では直接目視ではなく、バックモニターに頼り切ったことが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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