フィアットクライスラージャパンは、8月31日から9月17日まで、東京・青山にあるイタリアのファッションブランド「コスチュームナショナル」の店舗に併設された展示スペースで、アルファロメオ『TZ3 ストラダーレ』を展示する。
TZ3 ストラダーレは、アルファロメオの創業100 周年と、名門カロッツェリア「ザガート」の創業90周年を記念したモデル。ザガートのチーフデザイナーである原田則彦氏のデザインによって、9台が生産され、うち現存するのは3台のみ。今回展示するのは、2番目に生産され、インテリアをコスチュームナショナルの創業者およびデザイナー、エンニョカパサ氏が手がけた車両で、日本国内にあるのはこの1台のみ。
TZ3 ストラダーレは、長いノーズや、切り落とされたコーダ・トロンカのテールエンドといったTZシリーズのイメージを踏襲しつつ、徹底的に軽量化したアートのようなフォルムに608psを発生する8.4リッターV10エンジンを搭載。世界トップクラスのパフォーマンスを有している。
また、エンニョ カパサ氏が手がけたインテリアは、コスチュームナショナルのミニマリズムを表現。アルミ削り出しのワンオフパーツや本革の使用で、シンプルでありながら、高級感を演出。ベース車両とは全く異なる印象を醸し出している。