ピーチ・アビエーションは、8月24日より、関西国際空港の深夜早朝時間帯において継続降下到着方式(CDA)の試行運用を開始すると発表した。
CDA方式とは、巡航高度から降下を開始後、着陸までの降下角度を燃料効率上最適な状態で継続的に降下し着陸することで、降下途中に通常発生する水平飛行に近い飛行形態を排除することを目的とした降下着陸方式。CDA方式には消費燃料の節減ならびにCO2の削減の効果があり、同社便(エアバスA320型機)の1回の着陸で300から800ポンドの消費燃料の削減が可能となる。
CDA方式による着陸を行うのは、早朝に到着する香港発大阪(関西)行きの全てのピーチ便で、24日に関西国際空港に到着する当該便より導入し、積極的に同降下方式を実施していく。