日野自動車は、同社羽村工場と羽村市が、「災害時応急活動等に関する協定」を締結したことを発表した。
協定は、羽村市が行う災害発生時における応急活動および平時における防災活動に対して、同社羽村工場が協力する内容を具体的に取り決めたもの。
今回、同社羽村工場は「地下水膜ろ過システム」を導入。災害時にろ過した地下水を飲料水として提供できる体制が整ったため、協定を締結することとなった。
協定内容にはこのほか、10t給水車や運搬用フォークリフトなどの提供、燃料の一時貸与、一時避難所の提供などが含まれている。
羽村市が民間企業と災害時等における包括的な協力協定を締結すること、また日野自動車が自治体と災害時等の協力協定を締結することは、それぞれ今回が初めてとなる。